頭(脳)検診は自分で病院を選ぶ必要があります
頭(脳)の検診は30代から定期的に行うことが望ましいとされています。
脳血管疾患は高齢者の病気と思われがちですが、30代・40代で発症することも珍しくありません。
音楽プロデューサー小室哲哉さんの妻、globeのボーカル、KEIKOさんがくも膜下出血で倒れたのは39歳。
くも膜下出血は、脳内の血管にできた瘤(こぶ)(動脈瘤)が膨らみ、破裂して起きる病気です。
初めての破裂により、約半数の人が死に至るとされています。
このように、脳の病気は、一度の発症が生死に大きく関わり、助かってもなんらかの後遺症が残る確率が非常に高いものです。
現在はめざましい医療技術の進歩により、脳ドックを受信することで、ある程度の予見ができます。
厚生労働省の発表によると、平成21年の日本人の死因ワースト3は「がん」が30.1%、「心疾患」が15.8%、「脳卒中」が10.7%。
体質遺伝も大きく影響があるとされているため、家族に脳疾患を患った経験のある人は、ためらわずに脳ドックの検診を受けましょう。